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イスラエル攻撃が「不発に終わった」場合の世界的リスク、今回の攻撃の"最重要ポイント"を解説

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13日の攻撃で死亡したイラン革命防衛隊のフセイン・サラミ総司令官(写真:Arash Khamooshi/The New York Times)

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ベンヤミン・ネタニヤフ首相が6月12日の夜に、イスラエルが「イランの主要な濃縮施設であるナタンズを攻撃した」と述べた時、同氏はイランに対してこれまで行われた最大の攻撃におけるイスラエルの野心の範囲を示唆していた。それは、イランの核計画の鼓動する心臓部を破壊しようと試みたものだった。

ナタンズ施設は、イランが核燃料の大部分を生産してきた場所であり、過去3年間でほぼ爆弾級の燃料の多くを生産してきた場所であり、これによりイランは核開発の瀬戸際にあると言われている。

イランの核計画を後退させられたのか

イランのもう1つの主要な濃縮施設であるフォルドも標的になったかどうかは、まだ報告されていない。山の奥深くに埋められ、イスラエルの手の届かないように意図的に設計されているフォルドは、はるかに困難な標的である。

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